オカルト妊娠(妊娠率と妊娠継続率)

不妊治療(原因や治療法)

オカルト妊娠

本人が知らないうちに終わる妊娠を「オカルト妊娠」と呼びます。日の目を見ないで消えていく、隠れた妊娠という意味です。
オカルト妊娠について

妊娠率

規則正しく月経を迎えている女性が1カ月間避妊をしないで夫婦生活をつづけたとき、実に約84%が妊娠(受精)するといったら、みなさん驚かれると思います。
早期妊娠診断法などで妊娠を調査した報告から算出すると、100人の女性が夫婦生活をつづけたとき、そのうちの84人が受精します。ところが7日後に受精卵が着床しているのは67人で、受精卵84個のうち17個、つまり20%は着床前に死んでしまいます。妊娠5週まで妊娠がつづく人は38人で、臨床検査で妊娠と診断できる6週まで妊娠がつづく人は30人です。
妊娠率と妊娠継続率グラフ
※月経周期を規則正しく繰り返している女性が、避妊しないで1カ月間夫婦生活をつづけたときの、妊娠する割合とその後の経過を示しています。

オカルト妊娠とは?

受精した84人のうち54人(64%)が医師から妊娠と知らされる前に、受精卵を失っていることがわかります。このように本人が知らないうちに終わる妊娠を「オカルト妊娠」と呼びます。日の目を見ないで消えていく、隠れた妊娠という意味です。
この後妊娠12週ころまでに、さらに3人くらい流産します。この時期の流産は多量の出血があるため、はっきり流産とわかります。一般にいう自然流産です。12週以後分娩までの流産は、わずかです。

受精卵の死亡

イギリスのサザンプトン・ジェネラル病院の工ドモンズ博士らは、規則正しく月経周期を繰り返している既婚女性延べ198人について、妊娠継続状態を感度の高いhCG検査法によって追跡しました(1982年)。
排卵後2週目に受精卵が着床していた女性は全体60%でしたが、その後予定月経が4日以上遅れた女性は39%で、排卵後6週目ころ臨床横査によって妊娠が確認された女性は26%でした。出産まで妊娠がつづいたのは23%と朝告しています。
このほか、さまざまな臨床研究により、本人が気づかない間に受精卵を失ういわゆる「オカルト妊娠」が確認されています。

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